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子育て中の母親の気持ち2017.06.07

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 Aさんは生育の過程で、親の言うことに合わせ、人に合わせていきてきました。自分が何が好きで、なにが嫌いなのか分かんなくなっていました。生きることが辛い・・・ということで、マイセラにこられました。個人セッションを受け、コースにも参加して、自分を大事にするってどういうことなのだろう・・・と熱心に取り組んでこられました。安心の感覚がしだいに広がって、生きることに希望が持てるようになってきたとき、赤ちゃんが授かって、今、一生懸命育児に専念しておられます。遠方なので、電話によるセッションをずーっと続けておられます。

 ある日、電話の声に張りがなく、小さな声で話しだしました。子供さんの成長に合わせ、ママ友との付き合いも増えていき、いろんな価値観の人との接触が多くなって、子育ての情報量がどっと増えてきたそうです。ベテランのママとかグループのリーダーのような、発言力のある人とか、時には保健師さんなどからも、いろんなアドバイスがくるのだそうです。

 

 マインドフルネスになって、ゆっくりと自分の呼吸を感じて頂きました。

 

 肩の重みが全体に広がっていき、大きなため息が何度も出るほど、疲れているという感覚がでてきました。そのうち、子供がお腹に居る時のことや、お産の時のことも思い出されてきました。自分は良く頑張ってきたな〜と思えてきたそうです。親とか周りの人からは、私の時はもっと大変だったとか、そんなのは当たり前だとか言われていたけど、自分で自分を『良く頑張ったね』と声を掛けてあげたい気持ちがしてきたというのです。そこで、自分で頑張ってきた自分に声をかけ、私からも労いの言葉をたっぷりと掛けてほしいというので、もういい、と、言われるまで、ゆっくり声をかけました。呼吸が深くなってきて、少し楽になってきたと言うので、そのまましばらく、呼吸を感じてもらっておりました。そのうち、ぽつりぽつりとAさんは自分のペースで話はじめました。

 『人に、合わせないで、自分の、感覚を基準にしようと、思って、いたつもりだったけど・・・いつのまにか、頭がパンパンになっていたみたいだ・・・自分の本当の声が聴こえなくなっていた・・・あれほど、人に合わせ自分を誤摩化す生き方は嫌だと思っていたのに・・・相手が変わったり、場面が変わると、つい以前の癖が、簡単に出てきてしまうのですね・・・あれして・・・これして・・・に追われて自分を見失っていたんですね・・・疲れていることも感じられなかった・・・目先のことばかりに気を取られて、以前のように人の言葉に合わせようとしていた・・・私の身体は重たくなって、私に大事なことを教えてくれようとしていたのですね・・・マインドフルネスになって気持ちが落ち着いてきたら、じわーっと、お腹の感覚が感じられてきました』

 『そうだ!私は、自分に正直に生きる。この正直さで、大切な子供に接していきたい・・・はっきり分かった。知識を詰め込みたいわけじゃない。みんなが良いと言ったって、自分の感性に合わないことを、無理してやらなくていいんだ。いつの間にか、色んな情報に流されすぎていた・・・身体は正直ですね・・・身体は凄いですね・・・これから、また身体の声に耳を傾けていきます』と語るAさんの声は、いつしか以前のような張りになり、受話器からあふれ出てきました。

 

 <コメント> 日常の慌ただしさのなかに身を置いていると、誰でも、いつしか我を忘れてしまいがちです。マインドフルネスになって自分の呼吸に集中することが、いかに大切であるか。Aさんとご一緒させていただきながら痛感しました。そんな時、一人で行うのも良いのですが、たまには、ゆっくりと自分に寄り添ってくれる人と一緒におこなうことで、より頭が休まって、身体の感覚が目覚めてきます。頭が休まないと身体は緩んでこないのです。身体が緩んではじめて無意識の中の自分に繋がっていけるのです。無意識の中の自分に出会い、じっくりと、身体の声に耳を傾けてみましょう。その声は今の自分にとって一番大切なことを、端的に教えてくれます。その声は自分の内面からのものですから『あっ。そうか』とたちまち腑に落ちるのです。人からのアドバイスと違って素直に納得がいくのです。そして凄いのは、その時の自分にぴったりなことが、無理なく自然に開けてくることです。

 自分を大事にすることとは、自分の身体の声に耳を傾けることなのです。

 

              フィールドクリエイター 福田 京子





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