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人の心が薄っぺらい2018.06.27

サッカーW杯が始まり、初戦に勝利した途端、それまで散々こき下ろしていた人々が、ころっと掌を返して熱狂している。この身代わりの速さは、一体何なのだろう?

 

 いくら結果主義とはいえ、何ともいえないものを感じているのは、私だけだろうか。

 

 スポーツを観戦し、応援することは楽しい。私も試合の展開を一喜一憂しながら観ている・・・しかし、熱狂している人々の心の下にある見えない気持ちが気にかかってしまう。

 

 話しは変わるが、日本だけに限らず、凄惨な事件が頻繁に起きている。そして現代の特徴は、突然出くわしてしまうという怖さだ。みんながとにかくイライラしていて、些細なことで、すぐに気色ばみ、すぐに大声を出したり、手足を出してくる。またメールやツイッターといった文字による嫌がらせも沢山ある。

 

 面白くない気持ちが溜まりに溜まって、しかも出す場がない・・・じっくりと聞いてもらえる場がない・・・ということだろう

 

 お悩み相談の場がないわけではないが、普通は、はじめからイライラしていることに問題がある・・・という暗黙の設定がなされていることが多い。そうなると、イライラなどのネガティヴを無くす方向での対応になってくる。つまり、そこへ行けば、最初から先生と相談者という上下関係になりがちで、こうしたらいいのではないか・・・・とか提案がなされることが多いように思う。

 

 しかし、イライラや悔しさ、どうしょうもない悲しみといったネガティブな感情は、こういう負の感情が悪いと、邪魔物扱いされるのをとても嫌っている。

この事実は、マインドフルネス・セラピーを実際に受け、学んできて初めて分かった。

 

 頭で考えたら、ネガティブな想いがイライラなどを招くと思ってしまうが、ネガティブをお腹で感じてみると、頭とは逆の反応をする・・・

 

 これは実際に感じていただかないと実感できないので、歯がゆいところだが・・・イライラなどのネガティブ感情は、私たちに大事なメッセージを伝えているにすぎない。本当は相手を攻撃したいわけではない・・・自分のことをより良く知るために働いている大事なセンサーの一つだということだ。

 

 頭は、表面に現れている現象を見聞きして反応してしまうが、人間には目には見えないが、内面世界がある。この内面は感じる世界なので、分かりにくいという特徴があるが、お腹に意識を注いでいくとだんだん感じられるようになってくる。

 

 現代社会は、現実の現象に追われすぎているので、自分の内面を感じることが非常に希薄になっている。そして何でも、見聞きしたことのみで、簡単に判断を下してしまっている。しかし、人間には見た目でないところに本来の力が宿っている。見えないからと内面を無視して安易に行動してしまうと、気持ちが薄っぺらになってしまうと思う。

 

 凄惨な事件を未然に防いでいくためにも、また薄っぺらな気持ちから脱出するためにも、内面にあるイライラなどのネガティブ感情を、丁寧に、その人が分かってもらいたいと思っていることを、批判や判断を加えない澄んだ気持

(お腹)で、じっくりと聞きたいものである。

 

                                   フィールドクリエイター 福田京子





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